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ダイビングで船酔いしないコツ【初心者ダイバー必見!】
ダイビングと船酔い
こんにちは。
宮古島のダイビングショップ「ガイド屋さん」です。
ダイビングツアー中に船酔いされた経験のある方は、その辛さをお分かりだと思います。
もしダイビング中に船酔いしてしまうと気持ち悪くてとてもダイビングを楽しむどころではなくなってしまいます。
一刻も早く陸に戻りたいという思いだけが頭をまわります。
待ちに待った楽しいはずの宮古島でのダイビングが、船酔いで台無しになることがないよう今回は、ダイビングツアーで船酔いしないためにできる事前の準備ともし船酔いしてしまった場合の対処法についてご紹介します。
ダイビングボートで船酔いするメカニズム
船酔いを克服するには、まずは船酔いについて正しい知識を身につけましょう。
人間には「空間識」といって、無意識に自分が今いる位置を判断しようとする力が働きます。
その空間識には、目、耳、筋肉の3つが大きくかかわっています。
まず、実際に目で見た風景は視覚として脳へ伝わります。
船上での体の動きは、筋肉が筋肉の伸び縮みを感知して脳へ体の状況を伝えます。
そして船の加速減速や前後左右の不規則な揺れは、耳の内部にある三半規管によって脳へと伝わります。
船が揺れるとで、三半規管から脳へ送られる情報量は劇的に増えます。
目、耳、筋肉それぞれから脳へ送られる情報のズレも影響して
脳が情報を処理できず、自律神経が乱れることで船酔いをしてしまいます。
ダイビングで船酔いしない方法
ダイビングボートに乗る前の事前の準備
船酔いを防ぐには、前日の準備がとても大切です。
船酔いに限ったことではなくダイビングの前日はお酒は控えめにして十分な睡眠をとって体を休めておきましょう。
前日の飲酒と睡眠時間の関係は、船酔いに限ったことではありません。
安全なダイビングを行う上で、前日のお酒を控えめにすることと充分な睡眠を撮って休養することは、安全で楽しく快適なダイビングを楽しむために欠かすことの出来ないとても大事なことだと覚えておきましょう。
- 前日は十分な睡眠をとって休養する
- 朝は早めに起きて体操などで体をほぐす
- 朝食は油物を避け消化の良いものを軽く摂っておく
- 酔い止めを服用しておく
- 自分は酔わないと暗示を掛けておく
船酔いに効果的な食べ物
船酔いには弱アルカリ性の食べ物がよいといわれています。逆に弱酸性の食べ物や柑橘類、ジュースなどは避けたほうが良いといわれています。船酔いをして揺れると酸性の胃液が出てくるので気分が悪くなります。アルカリ性の食べ物で中和してあげれば船酔いは穏やかになるというわけです。弱アルカリ性で船酔いによいとされる食べ物を紹介しておきます。
- 梅干
- 炭酸水
炭酸水のアルカリ成分が体を自然な状態に保ってくれます。 - ガム
- しょうが
乗船後に気をつけること
- 危険でなければ立って船の進行方向を見ておく
ダイビングボートを自分が操船している気分で乗船しておく - サングラスを掛ける
視覚的刺激を和らげると酔いにくくなります - 下を向かず遠くの景色をゆったり眺めるようにする
- ダイビングポイントに付くまでウエットスーツは上半身まで着ない
- 揺れの少ない船の中央部分にいる
- 排気ガスを吸わないようにする
- 眠る
- 会話や鼻歌を歌ったりして気分を紛らわす
- 酔いに効くつぼを刺激する
- 器材のセッティングはスタッフに任せる
- 器材を装着する際は下を向かないように素早く行う
- 器材を装着したらできるだけ早くエントリーする
船酔いに効くつぼ
船酔いに効果がある代表的なつぼをご紹介します。
合谷(ごうこく)
手の甲側、親指と人差し指の付け根のくぼみの骨が交わる手前のくぼみにあるツボ
内関(ないかん)
手のひら側の手首のしわの中央から肘に向かって指幅3本分のところで、親指側の腱と次の腱との間にあるツボ
厲兌(れいだ)
足の甲側の人差し指の外側、爪のわきにあるツボ
それでも船酔いしてしまった後の対処法
色々と船酔い防止の事前準備をしていたにもかかわらず、
ダイビングで船酔いしてしまった場合の対処法です。
ダイビングボートで船酔いしてしまった方の多くが、船のトイレに駆け込もうとしますが
船酔いをしてトイレにかけもむのはNGです!
ダイビングボートのトイレは陸上のトイレと違って
少し狭く圧迫感があり空気もこもりがちです。
このような狭い空間で船の揺れにさらされると、余計気持ち悪くなってしまい
船酔いは改善するするどころか余計悪化してしまいます。
風通しと視界のよい揺れの少ない船の中央辺りで、新鮮な空気に浴び遠い水平線を眺めながら
鼻歌を歌うなどして気分の改善に努めましょう。
- 症状が軽いときは、その場で軽いストレッチをして、体の緊張をほぐす。
- ウエットスーツを脱いで体の締め付けを避ける。
- 親指の第一関節のあたりを15秒ほど、少し痛いぐらいの強さで噛む。
- 吐き気がある時は我慢せずにボートの風下側で海に向かって吐く。
親指の第一関節付近を通っている神経は、目や耳の神経と繋がっています。
痛みはどんな刺激よりも優先的に脳に伝わるのでそこを噛むと痛みのほうが先に脳に伝わり
気分が悪くなる情報を遮り、気分の悪さをやわらげてくれるそうです。
本当に効くかは?な船酔い克服番外編
医学的根拠は無いですが、船酔いに効くといわれている船酔い克服番外編です。本当に効くかどうかは定かではありません。
- 首と股間にいきなり冷水を掛ける。 笑
- おへそに湿布薬を貼る
船酔いしない克服トレーニング方法
ダイビングでの船酔いは克服できます!
「ガイド屋さん」のスタッフにも、働き始めの頃船酔いに悩まされていた方がいます。
ですが頻繁にダイビングボートに乗ることで、次第に三半規管が鍛えられ揺れに慣れて船酔いを克服しています。
船酔いは、三半規管が刺激されて起こります。
ダイビングで船酔いを克服するためには、その三半規管を鍛えることが大切です。
手軽にできる船酔い克服トレーニング方法をまとめました。
トレーニングをする際は、周囲の安全に十分気を付けてから行って下さいね。
- その場でぐるぐる回る。気持ち悪くなる前にやめる。逆回転でも回る。
これを繰り返すとよいそうです。 - ブランコに乗る 。慣れたら安全に注意して目を閉じて下を向いて5分程度乗る。
- 垂直とびをしながら回転する。数分間行う。
- ダイビングボートなどの揺れる乗り物にに乗りまくる
普段から、積極的に自転車やマット運動、ブランコや滑り台、シーソーなどで身体を動かしましょう。
スピードの強弱がある乗り物に積極的に乗ることも有効です。
身体が前後、左右、斜め、回転などあらゆる方向の動きに慣れることで
三半規管が鍛えられ、次第に船酔いをしないようになります。
以上、船酔いについてまとめてみました。
なるほど~と思う内容から、本当なの?と思う内容まで色々とありますが
興味のある方は色々試してみて下さいね!
宮古島でのダイビングが船酔いすることなく快適なダイビングになることを願っています!
Google口コミ4.9(400件以上)、トリップアドバイザーで宮古島のダイビングショップNo.1
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