男性インストラクターのご紹介!

ダイビングインストラクター求人募集
こんにちは!!
ガイド屋さんのしょうへいです。

今回このブログに僕がダイビングの仕事をしようと思ったきっかけ、ガイド屋さんで働こうと思ったきっかけについて書く機会をいただきました。

少し長く、またかなり熱量の高い文章になりますが、ガイド屋さんってどんなところ?働いてみようかなと思っている方はぜひ見ていってください!

自己紹介

まず初めに軽く自己紹介をさせてください。

佐賀県出身の34歳。
ガイド屋さんでは、3年ちょっと働いています。

もともと地元で公務員として働いていましたが、海外ボランティアに興味があり27歳のときに公務員を辞めてJICAのボランティアでエジプトに行くことになりました。

皆さんはエジプトって聞くと砂漠やピラミッドのイメージがあると思いますが、実は世界でも屈指のダイビング大国なんです!!

エジプトがあるアフリカ大陸とアラビア半島の間には紅海があり、赤・黄色・オレンジ・紫などのカラフルなサンゴ礁に世界一ともいわれる透明度、そして数多くの熱帯魚たちを見ることができるダイバー憧れの海なんです。

僕はここでダイビングと出会いました。

志望動機

こうしてダイビングと出会った僕ですが、
実は、はじめのころは海もダイビングも特段好きではありませんでした笑

世界でもトップクラスに綺麗な海と、物価が安く格安でライセンスが取れるというただそれだけの理由でダイビングを始めました。

でもダイビングを続けるうちに、今まで知らなかった海のことや水中世界の素晴らしさを知り海のこと、そしてダイビングのことがどんどん好きになっていきました。

そして次第に、

「この水中世界のすばらしさをもっとたくさんの人に伝えたい!!」

「もっとたくさんの人に海のこと好きになってもらいたい!!」

という思いが強くなり、ダイビングの仕事をやりたい!と思うようになりました。

しかし、そのとき僕はすでに30歳。

この歳で新しい仕事なんてできるのかな、給料は大丈夫かな、体力的に大丈夫かな…。

いろんな不安はありましたが、やはり自分の素直な気持ち、好きなことをやりたいと言う思いを抑えることができず、ダイビングの仕事をやっていこうと心に決めました。

ガイド屋さんとの出会い

僕がダイビングの仕事をやると決めた頃は、
世界が新型コロナウイルスとの長い長い闘いが始まった頃でもありました。

もともとは海外で働くことも視野に入れ求人を探していましたが、コロナの影響で入国規制がはじまり海外に渡航することさえ難しくなりました。

せっかくダイビングの仕事を始めようと思ったのに…。
みんなに海のすばらしさを伝えたいと思っているのに…。

日本国内で求人を探し、いくつものダイビングショップに問い合わせや面接の申込をしました。

めちゃくちゃいろんなダイビングショップのHPや求人をみました。

ただ、コロナの影響で先行きが見えない状況で採用することは難しいとのことでどこのショップともご縁がありませんでした。

こんなことになるなんて、やっぱダイビングの仕事はやらん方がいいってことなんかな…。

不安にかられる毎日でした。

そんなお出かけしたり、外で遊んだりするのもはばかられたあの時期…
僕はいつものようにインスタグラムで海のきれいな投稿を探し回っていると、
宮古島の「ガイド屋さん」というアカウントと出会いました。

宮古島の綺麗な海や景色の写真、ゲストとスタッフが楽しそうにしている動画。

そして「#ダイビングスタッフ募集」のタグ…

ここしかない!!

連絡をして履歴書を送ると

「まずは研修をやってみましょう!

1か月間働いてみてお互いが、『この人なら大丈夫』『ここでなら働いていける』と思えるかどうか確認してみましょう!」

こうしてぼくはガイド屋さんと出会いました。
この出会いがなかったらダイビングインストラクターとしての僕はいなかったでしょう。

僕から見たガイド屋さん

ガイド屋さんで働き始めた最初のころは、とにかく覚えることがたくさんで頭も体もパンクするんじゃないかと思える毎日でした。

毎日海に入って疲れた体で、家に帰ったらその日のことを振り返って、明日はどんなふうに動けばいいんかな、どんなお客さんが来るかなと常に頭の中でシミュレーションしていました。

ガイド屋さんではとにかくやることが多くあります。

こんなエピソードがあります。

ガイド屋さんではとにかく毎日水中の地図を描けと言われます。

その日みた岩ひとつ、サンゴひとつ、線一本でもいいから描こうと言われます。

僕は絵を描くのが苦手で、この地図を描くことが本当に嫌で嫌でたまりませんでした。

正直なところ最初の頃は結構サボっていました。

ガイドデビューしたある日のこと。

いつものようにコースを回って船に帰ろうとしたとき、突然自分がどこにいるのかわからなくなってしまいました。

船があるだろうと思っていた場所に船がありません。

心拍数が上がり、呼吸も早くなっていくのがわかりました。

次第に泳ぐスピードも早くなってお客さんとの距離も離れていきます。

ああどうしよう…。

お客さんを不安にさせないよう冷静を装いつつもパニックになる寸前でした。

そんなとき、なんとか船の影が見えて無事に帰ることができました。

このとき、僕は毎日地図を書くことの本当の理由を知りました。

お客さんを安全に連れて帰ること、
お客さんがツアーを楽しんでもらえるように100%の準備をすること、
自分が困らないで済むようにすること。

やらなければいけないことの一つ一つに理由があるんです。

それから僕は地図をたくさん描くことに真剣に取り組むようになりました。

その他にもガイド屋さんにはルールがあります。

やっぱりそのひとつ一つに理由があって、その全ての理由が「お客さんに安全に楽しんでもらう」という想いに基づいています。

ときにスタッフからはここはこうした方がいいんじゃないか、このやり方はしない方がいいんじゃないかという意見も出てきます。

想いの強さからときに厳しい言い方になることもあります。

でもそれも全てはお客さんに楽しんでもらいたいという想いからです。

ありがたいことに、ガイド屋さんにはたくさんのお客さんから「楽しかったよ!」「すごく安心しました」「感謝しています」といった口コミが寄せられます。

これらの口コミはこういったスタッフみんなの想いの結果なんじゃないかなと僕は思っています。

やりがいを感じる瞬間

これはなんといってもやはりお客さんに楽しんでもらえたとき、
お客さんから感謝されたときがこの仕事のやりがいなんじゃないかなと思っています。

僕もこの3年間でたくさんのお客さんと一緒に潜らせてもらうことができました。

ダイビングの仕事は自然と人と向き合う仕事です。

圧倒的な自然の力に私たち人間がどうすることもできないことも多々あります。

楽しみにしているお客さんを限られた条件や天候でツアーに案内することもたくさんありました。

思うようにガイドできないもどかしさもたくさん感じました。

宮古の海はもっともっと素晴らしいのに…。

もっとこうした方が楽しませてあげられたんやないかな…。

僕にもっとスキルがあれば負担をかけずに案内できたんやないかな…。

3年経った今でも反省と勉強の毎日です。

でも、そういった中でも、楽しかったよと言ってくれるお客さん、
「ありがとう」というその一言で救われたこともたくさんありました。

こんな口コミをいただいたことがあります。

担当していただいたショウヘイさんは物腰が柔らかく、慌てなくて大丈夫ですからねと優しく声がけしてくれました。
お陰で苦手な潜降も克服できて、貸切でダイビングすることができたので周りの目を気にしなくて良かったので、気持ちに余裕が持てました。
初めて心からダイビングが楽しいと思いました。

先月石垣島で4ヶ月ぶりに潜った時にスムーズに潜降ができずメンタルがボロボロになってしまい、自分の器材も買ったけどもうダイビングはやめようと思っていました。
しかしすでに宮古島行きの航空券を購入していたので、藁にもすがる思いでこちらのショップを予約させていただきました。
電話対応してくださった方もとても丁寧で、こちらの不安な気持ちを相談すると親身になって聞いてくださいました。
こちらのショップを選んで本当に良かったです。

この口コミを見たとき、涙が出るくらい嬉しかったことを今でも覚えています。

ダイビングの仕事は辛く大変なこともたくさんあります。

うまくいかないこともたくさんあります。

むしろ辛く大変なことがこの仕事のほとんどかもしれません。

でも、

だからこそ、

お客さんから感謝されたときの喜びがこの仕事をやっていく原動力になっていると思います。

また、ガイド屋さんには同じ想いを共有できる仲間がいます。

この仲間たちと一緒に切磋琢磨し、目的を達成できたときの満足感・充足感は何ものにも変えられない宝物だと思います。

ダイビングの仕事を検討中の方へ一言アドバイス

アドバイスするような立場では無いかもしれませんが、
僕はダイビングの仕事をやりたいと思っている人はやった方がいいと思っています。

きっと人それぞれダイビングの仕事をやりたい理由は違っています。

海が好きだから
自然を感じながら働きたい
人と接することが好きだから
人を楽しませたい
感謝されたい
お魚が好きだから
宮古島が好きだから

きっといろんな理由があるかと思います。

どんな理由であれやりたいと思ったら、やってみるのがいいと思います。

ただ、やりたいと思ったこと、好きなことを仕事にするというのは、嫌なことや辛いことをやらなくていいということではありません。

苦手なこともあるでしょう。
不安もあるかもしれません。

でもやっぱりやらなければいけないんです。

もしうまくいかないことがあったとしてもきっとガイド屋さんのオーナーやスタッフの仲間が助けてくれます。

ダイビングの仕事を始めても、「あれなんかちょっと違うな」と思うかもしれません。

でもそれはやってみないことにはわかりません。

やりたいと思ったその時点でスタートラインに立っています。

やりたいと思ったらやってみる。

それが大事だと思っています。

そして、これをきっかけにダイビングの仕事を始める人が、
僕たちが毎日の仕事で感じている感動や達成感を味わってもらえたらいいなあと思っています。

頑張ってください、応援しています!!

一緒に働く仲間を募集しています

お客様から感謝され、仲間から認められ、仕事のやりがいを実感しながら、宮古島のキレイな海で一緒に働きませんか?

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